ここ一ヶ月ほど前から、かなり悩んでいた物件がある。
それは、電気の無い所に浄化槽を設置する計画である(悩)

浄化槽には汚物を浄化するための微生物が居て、それのために空気が必要なんですよね。
そう、熱帯魚の水槽にボコボコと空気を送っているアレと同じ仕組みです。

微生物も空気が必要なので、24時間ボコボコしなきゃ行けないのですが、現場には商用電源がない。
有るのは自家発電用のディーゼル発電機。
しかも、朝と夜しか動かさない・・・・・

夜中と昼間はどうするの?って事なので、今流行の風車やソーラーパネルでも・・・なぁんて高額すぎるしメンテナンスが複雑。
では、発電機の電気をバッテリーに充電して、それを使えばいいのでは!
という計画になり色々と試行錯誤し、難しい計算問題に頭を悩ませ、訳の分からないカラクリを紐解いて、なんとかかんとか目当てを導き出せたのです。

しかし、道は見えてきたけど、調べれば調べるほど目標は高くなるばかり(お金も)・・・(悩)
バッテリーってのは、充電して再利用する場合には、ロスがすごく大きいんです。
100で充電して100の電気を取り出せればいいのですが、実際は120で充電して80取り出せれば良い方。
なので、浄化槽に必要な電力を用意しようとすると、とても沢山のバッテリーが居るという計算結果になったんです。
海外製の高級バッテリーで重量が75kg、しかも、40個も(驚)

メンテナンスは、さすが高級バッテリー10年間必要なし。なのですが、いずれ寿命が来ると交換しなければならない。


そんなこんなで、頭を悩ませていた訳ですが、社長(誰)から他の業者さんを紹介して貰い、アドバイスを貰ってちょいと相談したら、すぐに解決した(笑)
なんの事はない、真面目に考えすぎていただけで、いつものようにおおざっぱに行けばいいって、簡単な事だと気がついたのです(笑)

これで、50人槽になろうが85人槽になろうが、私の工事負担は一緒だと言う事が判りました(^0^)v
その替わり、金額は50分の1になったわ・・・(^^;;



ただ、ついでに描いていた通信設備の24時間運転は、水の泡と。