土日と休ませて頂き、何処へ行こうか迷ったあげく、yamanoutaさんのブログにのってた“白山”に行ってきました。


コースは、白川郷近くの平瀬道からです。
登山口に設置されていた小屋。



まぁ、とにかく天気が良くて暑くて暑くて(汗)
どんよりした日が続いていたためか、暑さに負けて身体が付いてこない・・・
大汗かきながら四苦八苦。
天気が良すぎるのもなんですね。(^^;;
登山道は全般的に見るとちゃんとしていて、急坂はきれいに土留めの階段が整備されていました。



まぁ、そうこうしている内に、コースタイム通りの4時間半で白山室堂に到着。
花の時期は終わっていましたが、それでもまだ数多く残っていましたよ。
白山室堂のビジターセンター前には沢山の方々が休憩されていて、大にぎわいでした。
普段の土曜などは、こんなもんじゃないんでしょうね(笑)
ただ、パッと見た感じ2割位は、ジーンズにポロシャツなどの普段着でして、観光目的の方々もけっこう居られるようでした。
あと、子供連れや、児童会なども多かったですね。



「年に一回は、知らない小屋で泊まりたい」と言う目的もあり、白山室堂ビジターセンターへ宿泊の受付をしました。
1泊2食付き7,700円。
今どきにしたら、かなりリーズナブルな値段だと思われます(後で理由が分かったけど)


通された建物は「御前荘」で中には12号室まで有りました。(そんなのが数棟有った)
その部屋の中ですが、蚕棚となっており、一列8人でひと部屋に32人が寝られます。
敷き布団はスポンジのマットなんですが、横幅が65cm位で見た目は狭い様な感じですが、寝てみるとかなり広いでした。
掛け布団は無くナイロン製の毛布が2枚有りました。
驚いた所ですが、長さのスペースが2mあるので足下にザックが置けるし、足下の壁に棚も設置されているので、荷物の置き場所に全く困らない。
なかなか気の利いた、素晴らしい小屋だと思いました (ここまではそう感じていた。)

飲み水は、蛇口から豊富に出ていて自由に使う事が出来ました。
トイレは2カ所有り、ひとつは“すっとん便所”で、もう一カ所は“バイオ式”の回収型トイレでした。
バイオ式は、まぁ普通だったんですが、“すっとん”の方は、便倉が全部屋共通だったため、隣の落下物も丸見えってのは、なんだかなって思いでした(笑)
電気はディーゼルの自家発電。
水は、御前峰からの流水で、貯水は大型の野ざらしプールと、埋設されたタンク。






さて、ひと息ついた所で、ビジターセンターへ戻り食堂にて昼食をとります。
かみさんは“うどん”で私は“ラーメン 800円“を頼みました。
まぁ、ありきたりの冷凍食品かインスタントの類だろうと思い、お腹も空いていたのでさっそくひとくち!
ですがっ!なんじゃこのラーメンは。
口に入れたら、どろっと溶けるんです。
なんと言うか・・・生まれて初めて食べる感触なので表現の仕方が解りません。
一応表現してみますが、不味そうに読めるでしょうか(笑)
注文間違いで茹でたラーメンを一度汁から出して残しておく
それを数回繰り返す。
その為、麺もちりぢりになり短くなるし、腰もなくなりフンニャリする
そんな見た目の物を口の中に入れたら、ドロッと溶けて小麦粉を水で固めただけのお餅のような感触で、口の中はグチャグチャ(粉っぽい)・・・・・(怒)
麺を箸で握ってみたら、同じく汁の中で粉になって溶けていく・・・・・
私だけの間違いだったら、作り直して貰おうかと思ったのですが、他のお客さんに聞いてみたら皆同じだという。
これは、この地方独特の麺なのであろうか?
しかし、そうだとしてもとてもじゃないが食えたもんじゃない。


私的には、白山室堂ビジターセンターのラーメンは「世界一まずい」と、太鼓判を押してあげます。(怒)
うどんは、高速のサービスエリアで食べる物より、けっこうアレです。がっ食えない事はなかったけど、残す位『まずい』とまでは行かないな。



なんだか、一変に気分が悪くなり、この後すべてが批判的に見えてきた(--"

白山室堂 夕食
セルフサービスなので、配膳受付へお盆ごと取りに行く。(ごはんとお汁のお代わり自由)
4時40分からの食事で、20分で食べなきゃ行けないので、誰も晩酌をしていなかった・・・・・
返却は、容器ごとに分ける。


白山室堂 朝食


ビジターセンターでの食事ですが、どの食品もパック物を並べただけ。
手間が入っているのは、ごはんとお汁だけです。
まぁ、価格比で仕方がないと言えばそうなりますが・・・
食器の返却時に感じたんですが、誰一人として、「美味しかったよ」
とか「ごちそうさま」「ご苦労様」「頑張っているね」とは
一言も言わなかった
お客さんとバイト達が話しをして触れ合う『間』が何処にもない。
単にアルバイトという作業をこなすだけ!

そこで、冷静に全体を観察してみたら、大人が何処にも居ないッて事に気がつきました(@o@)
受付も、売店も、厨房も、郵便局も医療室もみんな大学生以下の年齢なんです。
お汁をくんでいた若者は、おぼつかない手つきで半分も注がなくともこぼしている。
後ろでは「そうそう、大丈夫だからね」とお姉ちゃんが慰めながら、教えている。
全体では20人以上の関係者が居るのに、大人と言われるような管理者が何処にも居ないんです。(たまたま2日間留守にしていたのかもしれない)
黙っていても人が来る観光地ってこんなもんなんですかね!

なんと言うか、全体の雰囲気は「青少年の家」って感じですが、山小屋という辺境的な甘えが沢山ある。です。


厨房の雰囲気



まぁ、愚痴っぽくなってしまいましたが、昼食後は霊峰『御前峰』へ登ってきました。
(貯水のプールと埋設タンクが見えるかな)


本当はお池巡るする予定だったので、早めに登ってきたのですが、かみさんが体調崩してしまい、のんびり休日とする事にしました。
なので、頂上で昼寝タイム。

かみさんが撮った写真ですが、なんと言うか、どうしたかったのか想像してやって下さい(笑)



室堂から御前峰へ登る道は、石畳でキチンと整備された階段を登っていきます。
その途中で狭くなっていた場所があり、下山してきたおばあちゃんに道を譲るために横のガレ場に待避したら、指を差されて「そんな所にはいったらいけんだね(怒)」と注意されてしまった(--#
「この、くそばばぁー!誰のために・・・」と怒鳴ってやろうかと思ったが、無視する事にした。
「えぇぃ!腹立つ」と気持ちを堪えながら、そこから少々登ったら、階段が無くなりガレ場じゃないか!
カッチーン (--# 
いきなり振り返って、こだまする位大声で叫んでやろうか
「このっ!くそばばぁ〜」っと。それっくらい腹立ちました(--#




今日の救いは、この夕焼けでした。
夕日が沈むほんの僅かの瞬間は、素晴らしいとしか言えませんです。はい。
拍手喝采



翌日は、ただ帰るだけの日程です。
下山は、かなり手こずって3時間!
と言うのは、階段が多くて膝を気遣いテンポ良く下りられない・・・トホホ

白山と言うか、室堂ビジターセンターへは二度と行かないと思います。たぶん。



帰り道に、温泉でゆったりして気分をリフレッシュしました(^0^)v


帰りに白川郷へお土産を買うために寄ったんですが、バスと人がどっぽな沢山。
外人さんもた〜くさん居たけど、観光センターで外人さんに「ペラペラ」と説明しているおっちゃんが、凄くカッコよく見えました(ステキ)


あとは、子供達を迎えに行って、自宅まで戻ってお盆休みは終わりです。




今朝、早速イヤな電話がかかってきて、速攻で現実に引き戻されました(;泣;)